__ Luna 17 Lunokhod (A) Rover

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Lunokhod (A) ,Luna-17

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今回のミッションでは無人のローバー(Lunokhod 1/無人月面車)が初めて使われた。それは8つの車輪の上に巨大なナベが乗っかったような外観をしていて(風呂桶ともいえる...失礼)、事実、ナベの蓋のようなものまで付属している(またまた失礼)。しかし このローバーは、外観はともかく、機能的にはなかなかの優れものである。 駆動系については、8つの車輪を動力的に独立させて、荒れ地における走破性を高めている(規模こそ違うがSF小説 「2001年宇宙の旅」 のムーンバスを彷彿とさせる)。その他、コーン(円錐)状のアンテナ、指向性の高いらせん状のアンテナ、4台のテレビジョンカメラ、土壌密度の検査装置、エックス線スペクトロメーター(分光計)、エックス線望遠鏡、宇宙線探査装置、そしてレーザー装置などがマウントされていた。 なお、動力源は蓋(自動車のボンネットのように開く)の裏面に配置されている太陽電池である。全長170cm、全幅160cm、全高135cm、そして重量は約840kg(これはルナ21号のローバーのもの)。

このローバーは当初は3日間(月面上の3日間)の活動予定だったが、実際には11日間にわたって活動を続けていたようだ。走行距離は延べ 10,540m、電送してきたテレビジョン画像は 20,000 (200以上のパノラマ画像を含む) 以上、そして土壌検査も500個所以上にのぼった。そして、活動が停止したのは(公式には)1971年10月4日 −− それは1957年にスプートニク1号が打ち上げられた記念日 −− であった。



End of Luna 17 Lunokhod (A) Rover

__ Reference
National Aeronautics and Space Administration (NASA)
Kennedy Space Center (KSC)
Jet Propulsion Laboratory (JPL)
Goddard Space Flight Center (GSFC)
Johnson Space Center JSC Home Page (JSC)
National Space Science Data Center (NSSDC)
American Astronomical Society (AAS)
CHECKOUT and LAUNCH CONTROL SYSTEM PROJECT (CLCS)
Russian Rockets (1)-(9)

_ Writer
masaakix yokohama japan
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