orion
オリオン3型宇宙機



サイズ
重量
地球のケープ・ケネディ空港 と 宇宙ステーション1号 (宇宙ステーション5) を往復するスペースクラフト。 フロイド博士 が搭乗したのは特別飛行3号機である。V字型の両翼間の距離は約200フィート (61m)、重量1000トン。20人乗りのキャビンをもっている。



パワー 「最大加速2G (*)」。打ち上げ後30分で無重量状態 (慣性飛行状態=自由落下運動状態) に到達し、地球と宇宙ステーションを75分で連絡する(パンフレットでは約1時間となっている)。外観はともかく、構想自体はスペースシャトルそのものである。



打ち上げ
システム
まず、レールと発射のための動力からなる 「発射軌道」(*)が打ち上げ用ロケットに抱かれたオリオン号を大西洋上に放つ。そしてその後、下段ロケット (第1段) と上段ロケット (第2段) が順次作動しオリオン号を宇宙空間に運ぶのである。なお、打ち上げ用ロケットは再利用が可能な化学ロケットだろう。これら打ち上げシステムは、いわゆるカタパルト方式 (艦船などの戦闘機射出装置などがその代表) といわれるものと 現在のスペースシャトルを組み合わせたもののようである。2001年宇宙の旅が完成したのは1968年であるから、その予測の精度は相当なものである。

システム 参考
2001年宇宙の旅 (早川書房) 2010年宇宙の旅 (早川書房) 2001 A Space Odyssey (Paperback) 2010 Odyssey Two (Paperback) 2001 A Space Odyssey (MGM) 2010 Odyssey Two (MGM.UA) Script: Internet Resource Archive (*) 2001年宇宙の旅 (早川書房) より引用 (**) 2010年宇宙の旅 (早川書房) より引用

Writer: Masaakix Web site: http://www.masaakix.interlink.or.jp/

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