__ | Laser Ranging Retroreflector Experiment(LRRR) Apollo 11 | __ |
Laser Ranging Retroreflector Experiment(LRRR) and ALSCC , Apollo 11 EVA |
月面に設置した反射装置に地球側(*A)からレーザービームを照射して地球と月の間の正確な距離を測定する実験である。イメージの装置が月面側の反射装置(Laser Ranging Retroreflector)で、イメージ右端は、35ミリ クローズアップ・カメラ(The Apollo Lunar Surface Close-up Stereoscopic Camera /ALSCC)。アポロ11号、 14号、15号で行われた。 月と地球の平均距離は 384,400km(最大 406,700km、最小 356,400km)であるが、この実験によって月が地球を回るその公転軌道が変動していることを確認した。年間 3.8cmの割合で月は地球から遠ざかっているのである。 この測定実験は、今までの我々の知識(*B)を修正し、なおかつ、アインシュタインの相対性理論の検証にも役立った。 (*A) テキサス州のマクドナルド天文台をメインに、ハワイ、カリフォルニア、フランス、オーストラリア、ドイツの各天文台も参加している。 |
▲ End of LRR Experiment(LRRR) Apollo-11 ▲