__ Surveyor III (3) Apollo 12

__

Surveyor III Spacecraft, Apollo-12 mission, 上端に見えるのはアポロ12号の月着陸船 (Lunar Module)

Surveyor-3 (1) | Surveyor-3 (2) | Surveyor-3 (3) | JSC Lunar Sample Laboratory

担当した科学者たちは、アポロ12号が持ち帰ったサーベイヤー3号のパーツその他を念入りに分析し、カメラの内側に生物を発見する。Streptococcus mitis 。連鎖球菌というバクテリアである。

ある科学者はこう考えた。「それは、滅菌されずに打ち上げられたサーベイヤー3号に元々付着していたバクテリアであり、月面上で2年半生き延びて地球に持ち帰られた」と。

別の科学者は反証する。「他の部所にバクテリアの存在は認められない。カメラの内側にだけバクテリアの存在が認められたということは、すなわち、地球に持ち帰られた後に付着したバクテリアである」と。

どちらの見解も巧みに論点をずらしている。

筆者がこの部分の HTML を書いている今の日付は 1998年7月 であるが、今月、次のような趣旨のニュースを耳にした。「未知のバクテリア等が地球外から無防備な状態で持ち込まれないように、一種の宇宙検疫システムの確立を NASA に要請したい」

このニュースから

(1) 地球外から(地球外の)未知のバクテリア(、生物)が頻繁に持ち込まれた (持ち込まれている or 持ち込まれようとしている)事実がある。 (2) 未知のバクテリア( 、生物)には、地球外を起源とするものと、地球を起源とした地球外で変異したものが含まれる。 (3) 過去、そのような未知のバクテリア( 、生物)に対する検疫は行われていなかった(or 行われていたが不十分だった)。 (4) 未知のバクテリア( 、生物)が原因の、治療法が不明の病が現実に発生している(or 発生しようとしている)

という可能性(あくまでも可能性)を読み取ることが出来るのではないか。

なお、旧ソビエトにおけるバクテリア関連はゾンド計画を参照のこと。



 End of Surveyor III (3) Apollo 12 

__ Reference
National Aeronautics and Space Administration (NASA)
Kennedy Space Center (KSC)
Jet Propulsion Laboratory (JPL)
Goddard Space Flight Center (GSFC)
Johnson Space Center JSC Home Page (JSC)
National Space Science Data Center (NSSDC)
American Astronomical Society (AAS)
CHECKOUT and LAUNCH CONTROL SYSTEM PROJECT (CLCS)
_ Moon Investigation LogoMoon Investigator Badge

Writer : Masaaki Umehara
Contact us : Email
Search Engines : http://www.masaakix.interlink.or.jp/db/
The Apollo Program : http://www.masaakix.interlink.or.jp/apollo/
Hal's Eyes Web Site / Home : http://www.masaakix.interlink.or.jp/

当サイトの著作権及び閲覧ガイド