__ | Hadley-Apennine area (1a) Apollo 15 | __ |
Hadley-Apennine area (1a), Fairchild metric camera, Apollo-15 Command Service Module Apennine 1a | Apennine 1b | Apennine 2a | Apennine 2b |
イメージ下端(右寄り)の隆起した地形がアペニン山脈(Montes Apenninus /20N,3W /全長600km以上、標高は約5000m) で、ちょうど雨の海(Mare Imbrium (Basin) /直径約1160kmの巨大衝突盆地) と 蒸気の海(Mare Vaporum /直径約230km) に挟まれた格好となっている。地球上でいえばカリフォルニアのシェラネバダ山脈のようなものだろう。 アポロ15号 LM は、この 月面を代表する大山脈の北側に位置するハドリー谷(Rima Hadley、25N,3E) の近くに着陸した → ハドリー・アペニン(Hadley Apennine)。 雨の海側のアペニン山脈は、なだらかな傾斜の蒸気の海側とは様相を異にし、まるで壁のような急斜面を形作っている。 イメージ上端(右寄り)の隆起は、520kmの全長と6000mの標高(山頂)を誇るコーカサス山脈(39N,9E)で、その左側には アリスティリス・クレーター(Aristillus crater /33.9N,1.2E /直径約55km ) と アウトリュコス・クレーター(Autolycus crater /30.7N,1.5E /直径約40km) が見えており、更にその斜め右上にはカシニ・クレーター(Cassini crater /40.2N,4.6E /直径約57km) を確認することが出来る。 このイメージは Fairchild Metric camera (APOLLO-15 SM /SIM) で撮影された。 |
▲ End of Hadley-Apennine area (1a) Apollo 15 ▲