Landing site, Hadley-Apennine, Archimedes and Autolycus and Eratosthenes, Apollo-15

アポロ15号ランディング・サイトを、アペニン山脈（Montes Apenninus /20N,3W /月最大の山脈）とその周辺のクレーターとの位置関係から眺めることが出来るイメージである。矢印の地点がランディング・サイトのハドリー・アペニンで、ちょうど、アペニン山脈が雨の海（Mare Imbrium /直径約1160kmの巨大衝突盆地） に落ち込んだようなエリアだ。

イメージ上部の最も大きなクレーターがアルキメデス・クレーター（Archimedes crater /29.7N,4.0W /直径約83km）で、そのやや斜め右にはアウトリュコス・クレーター（Autolycus crater /30.7N,1.5E /直径約39km）が見えている。アウトリュコスからその上（イメージの最上部）のクレーター（アリスティルス・クレーター /Aristillus crater /33.9N,1.2E /直径約55km）までの周辺部が明るいのは光条の作用と思われる。 イメージ下端のクレーターは、中央に隆起した丘のような地形を持つエラトステネス・クレーター（Eratosthenes crater /14.5N,11.3W /直径約58km）。