__ | Mare Imbrium and Mt. Lahire Apollo 15 | __ |
Mare Imbrium and Mons La Hire, metric camera, Apollo-15 Command Service Module |
このイメージは、雨の海(Mare Imbrium (Basin) /直径約1160kmの巨大衝突盆地) の南端付近をとらえている。 コペルニクス・クレーター(Copernicus crater /9.7N,20.1W /直径約93km)が放つ光条が到達しているこのエリアは、主に玄武岩で構成されているものと思われる。 イメージ中の地形の影が長いのは太陽の角度が低いからで、それによって地形の凹凸が際立って見える。左やや下側に見えるピークがラ・イール山(Mons La Hire /28N,25W)で、平地からおよそ1.7km隆起している。山脈等に含まれない独立峰ゆえに非常に目立つ。木曾御岳山をそっくり月面に持ってきたようなものだろうか。人工的な様相が目を引く。 イメージでは見えていないが、右下端付近には、これまた目立ちすぎるランバート・クレーター(Lambert crater /25.8N,21.0W /直径約30km)が存在している。なお、同クレーターの南側に隣接するランバートR・クレーターは、「お化けクレーター ※」として知られている。 このイメージは Metric camera (APOLLO-15 SM /SIM) で撮影された。 - - - - - |
▲ End of Mare Imbrium and Mt. Lahire Apollo 15 ▲