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1972年2月14日。ルナ20号(ルニク20号)が旧ソビエトの バイコヌール宇宙基地 から打ち上げられた。 ルナ20号スペースクラフトは1972年2月18日に月周回軌道に入り、同年同月21日に月面(肥沃の海)に軟着陸した。ランディングサイトは、ルナ16号の激突地点から約120km離れた山岳地帯である。 ルナ20号スペースクラフトは、月面滞在中、休み無くテレビジョンシステムを稼働させ続けていたが、このテレビジョンシステムを受け持っているのが2台の特製パノラマカメラだ。以前のミッションで無人月面車(Lunar Rover/Lunokhod 1)にマウントされたものと同等のこのカメラは、ランディングサイト周辺の様子は言うに及ばず、サンプル採取のためのドリル作業(実験)までもとらえていた。 なお、サンプル採取はドリル付きのアームを操作して行い、30グラムほどを専用容器に密封保存した。これらのサンプルはスペースクラフトの上部(上昇)コンポーネントと共に月面を後にして(1972年2月22日)地球/旧ソビエトに戻ってきた(1972年2月25日)。 |
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