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レンジャー2号は、後のミッションで行われることになっている月面探査について、実際に任務を担当するスペースクラフト (含む装備) の機能及びパフォーマンスをテストすることが第一の任務である。 また、微粒子の性質や惑星間における場 (フィールド) の研究も第二の任務として行われる予定だった。 ところが2号は、地球の低待機軌道上において発生した予期しない運動が原因で Agena ロケットを再スタートさせることが出来ずにそのまま周回を続けることになった。 その後、レンジャー2号の周回高度は徐々に下がり始め、ついには1961年 11月20日に大気圏に再突入する。 |
Spacecraft
スペースクラフト (Block I) は、6角形の土台に、各種実験機材、2枚の太陽電池パネル、高振幅利得/低振幅利得のアンテナなどを組んだもので、それに、Lyman-alpha 望遠鏡、ルビジウム・ガス磁気計、静電気分析機、微粒子探知機、宇宙線電離チャンバー、宇宙塵探知機、シンチレーション・カウンター、出力0.25ワットと出力3ワットの送信機 (960メガヘルツ) などが付加されている。 |
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