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レンジャー6号の任務は、月面に激突するまでの10分間に月面の高解像度のクローズアップTV映像を得ることである。 が、月面に激突はしたものの、TV映像は得られなかった。 |
Spacecraft
スペースクラフト (Block III) は、前のミッションのものと基本的には同じである。金とクロームでメッキされた、直径1.5mのアルミニウム製の六角形の土台に各装備がなされている。 6台のカメラによるテレビジョン サブシステム。959.52MHz (チャンネルF) の60ワット送信機、960.05MHz (チャンネルP) の60ワット送信機、960.58MHz (チャンネル8) の3ワット自動応答機。ウイング状の太陽電池パネル2枚 (セル数9792個)、銀亜鉛バッテリー (26.5Vを9時間供給)。遠隔測定装置、地球側コントロールの命令システム、タイミング・方位・温度コントロールデバイス、軌道修正用ロケットシステムなどが装備されている。 |
Experiment
レンジャー6号は、月面衝突10分前からの、月面のクローズアップTV映像を得る目的で打ち上げられ、打ち上げ後65.5時間経過した1964年2月2日に静かの海 (Sea of Tranquility/アポロ11号のランディング・サイト) に激突したが、TV映像データは得られなかった。 |
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