__ Luna 17 TOP

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Other names
Lunik 17
04527

Type of Mission
Lunar lander

Launch
November 10, 1970
(1970年11月10日)

Launch site
Tyuratam
(Baikonur Cosmodrome)

U.S.S.R.

Launch vehicle
Proton K (Block D)

※Russian Rockets here

On-orbit (Payload)
Dry mass: 5600.00 kg

Lunar Rover
Lunokhod 1

Landing site
Mare Imbrium (Sea of Rains)
38.28°N lat., 325.00°E long.

 


Luna-17 mission


Luna-17 Spacecraft


Lunokhod 1(1)


Lunokhod 1(2)

 

1970年11月10日。ルナ17号(ルニク17号)が旧ソビエトの バイコヌール宇宙基地 から打ち上げられた。

そして ルナ17号スペースクラフトは、1970年11月15日に月周回軌道に入り、その後月表面に軟着陸した。

今回のミッションでは 無人のローバー(Lunokhod 1/無人月面車) が初めて使われた。それは8つの車輪の上に巨大なナベが乗っかったような外観をしていて(風呂桶ともいえる...失礼)、事実、ナベの蓋のようなものまで付属している(またまた失礼)。しかし このローバーは、外観はともかく、機能的にはなかなかの優れものである。 駆動系については、8つの車輪を動力的に独立させて、荒れ地における走破性を高めている(規模こそ違うがSF小説 「2001年宇宙の旅」 のムーンバスを彷彿とさせる)。その他、コーン(円錐)状のアンテナ、指向性の高いらせん状のアンテナ、4台のテレビジョンカメラ、土壌密度の検査装置、エックス線スペクトロメーター(分光計)、エックス線望遠鏡、宇宙線探査装置、そしてレーザー装置などがマウントされていた。 なお、動力源は蓋(自動車のボンネットのように開く)の裏面に配置されている太陽電池である。

このローバーは当初は3日間(月面上の3日間)の活動予定だったが、実際には11日間にわたって活動を続けていたようだ。走行距離は延べ 10,540m、電送してきたテレビジョン画像は 20,000 (200以上のパノラマ画像を含む) 以上、そして土壌検査も500個所以上にのぼった。そして、活動が停止したのは(公式には)1971年10月4日 −− それは1957年にスプートニク1号が打ち上げられた記念日 −− であった。



End of Luna 17 TOP

__ Reference
National Aeronautics and Space Administration (NASA)
Kennedy Space Center (KSC)
Jet Propulsion Laboratory (JPL)
Goddard Space Flight Center (GSFC)
Johnson Space Center JSC Home Page (JSC)
National Space Science Data Center (NSSDC)
American Astronomical Society (AAS)
CHECKOUT and LAUNCH CONTROL SYSTEM PROJECT (CLCS)
Russian Rockets (1)-(9)

_ Writer
masaakix yokohama japan
E-Mail
admin@masaakix.interlink.or.jp
Web site
http://www.masaakix.interlink.or.jp/

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